テナントビル選びのポイント −内装編−

細かい事項ですが迷った時の判断基準程度で参考にしてください。

ブラインド・ロールスクリーンの有無

窓にロールスクリーンもしくはブラインドが既存で取り付けられている場合は問題ありませんが取り付けられてない場合は自己負担で取り付けなくてはなりません。自然光(太陽光)では窓際の人が眩しい事と、空調効率の著しい低下が発生するので必ず必要になります。

床の材質

オフィスでの主な床の材質はPタイルもしくはタイルカーペットがほとんどです。Pタイルは耐久性にすぐれ手入れが簡単な反面、空調効率の低下、デザイン性の無さがあります。タイルカーペットは手入れはさほど難しくないこと、デザイン性があること、機能性があることから現在では新規事務所やリニューアルした事務所では使用頻度が一番高いと言えます。

壁の材質

オフィスビルでの壁材はクロス貼り・塗装仕上げが多く、塗装仕上げは原状回復工事の時にコストが低いことから好まれて使用されています。

照明

照明(蛍光灯)は現在ではほとんどのテナントでは天井埋め込みタイプです。パーティション間仕切工事などの時に邪魔にならないようになっています。ルーバー照明(蛍光灯に網目の反射板がついている)は光の均等をはかりパソコンのモニターに照明写りしにくい構造になっています。

照明スイッチが部署ごとに細かく分かれていると、使用していない照明を消すことができ良い点です。

空調

調はちゃんと効いているか確かめましょう。空調機ごとに温度設定などができると良いでしょう。

小さい事ですが意外と使用していると気になってくる事です。

同じ条件でしたら付加価値のある物件を選びましょう。

テナントビル選びのポイント −設備編−

テナントビルの設備にも注目してください。

 

セキュリティー

オフィスビルでセキュリティー会社と契約しているか?

契約していない場合、個々での契約をしなければならない場合があります。

 

OA対応

床はフリーアクセスフロアー(2重床)なのか?

フリーアクセスフロアはLANケーブル・電話ケーブル・電源などの配線が床下に配線でます。モールなど使用しないで配線ができる為、配線処理がスムーズにできレイアウト変更などにも容易に対応が可能です。

 

光ケーブル

テナントビルに光通信の設備はあるか?

光通信を使用する場合必要にまります。場所や時期によってはNTTの工事が1ヶ月ほどかかる場合がありますのであらかじめの確認と、無い場合は工事の手配をしておく必要があります。

 

設備使用の確認

トイレや給湯室は共有なのか専用なのか?

トイレや給湯室が共有だと私物(食器やポット、消耗品など)を置くことはできません。その場合、事務所内に給茶スペースを設置しなければいけない場合があります。

上記の他にも駐車場、駐輪場の有無(無い場合は近隣にあるのか?)など、確認が必要になります。

 

賃貸料など安い場合は設備的に充実していない場合があります。

業務内容や使い勝手も考慮しテナントを選ぶ必要があります。

テナントビル選びのポイント −広さ編−

移転場所が決定したら次はテナントビルの選出になります。

余裕をもった広さのテナントを選ぶ

まず注意して頂きたい事は予算などの問題もあると思いますが、ある程度余裕をもった広さのテナントにすることをお勧めします。

 

オフィスレイアウトで良くあることなのですが、現状の人員や機器を落とし込んだレイアウトは素晴らしいのですが、人員が増えたり機器が増えたりした時に対応できないレイアウトがあります。それらは良いレイアウトとは言えません。

移転当初からピッタリサイズのテナントを選んでしまうと後々、増員ですぐに狭くなってしまう事になります。それではせっかく移転した意味が無くなってしまいます。

 

事務所移転は大変な労力、時間、コストが掛かります。取引先にも住所変更や電話番号の変更などある程度迷惑もかけることになります。無駄な移転を避ける計画を立て、移転回数やレイアウト変更を減らすことが後々のコストダウンにも繋がるこということです。

失敗しない移転・レイアウトを心がけてください。

豆知識

1坪=2畳  約3.3u

移転場所を決定する

オフィス移転の目的が明確化になった後、まず始めにやらなければならない事といえば移転場所の決定です。

取引先へのアクセスや、従業員の通勤面を考慮する

住所や駅名のネームバリューやステータス、テナントビルの賃貸料が選考の重要課題です。ここで考慮したいのは主要取引先のアクセスや従業員の通勤面です。

取引先とのアクセスが悪くなると、営業のレスポンスやサービスの低下に繋がる恐れがあります。

サービスの低下はもちろんのこと、営業先への移動時間も人件費です。

今まで10分で行けていた得意先が30分かかってしまう。往復で40分無駄な移動時間が増えます。週に3回お伺いしたとして・・・・

40分×3日×4週間×12ヶ月=5760分(96時間)

これだけの時間を無駄にしてしまうことになります。

あくまでも計算上のことですが、賃貸料を優先しすぎてもいけないという事です。

従業員の通勤費や通勤時間も考慮したいところです。

コスト・立地条件・業務条件などトータルで考える必要があります。

「空室があったので、あわてて契約した・・・」なんてことは、もってのほかです。

「他に決定してしまった物件は縁が無かっただけ!」と言えるくらい余裕を持った計画が必要です。